◆松野宗純『人生は雨の日の托鉢』を読み解く

◆松野宗純『人生は雨の日の托鉢』を読み解く

松野氏は、元エッソ石油副社長。
定年後、禅宗の修行を行い、禅僧となる。

※要旨

・私が禅にめぐりあったのは、第二次石油危機のときだ。
そのとき、51歳、エッソ石油の専務取締役だった。

・当時は石油の価格が急騰し、
石油業界にとっては冬の時代だった。
そんな厳しい環境の中で、私たちは
「1980年代におけるエッソ石油の生き残り戦略」を模索提案し、
実行しなければならなかった。

・「生き残り戦略」とは、
一言でいえば、贅肉をそぎ落とし、
経営効率の向上を狙った構造改革だ。

・具体的には、人員や給油所、油槽所の削減を果たすこと。
構造改革は、士気の面でマイナスの要素を持つ仕事だ。
「そうるすべきだ」と頭で理解していても、
いざ実行となると、多くの困難を伴う。

・社内外の非難は一日一日と高まった。
私は悩みに悩んだ。
そんなとき、金沢の山上嘉久さんに苦衷を打ち明けた。

・山上さんは
「一度坐禅でもしてみたらどうですか。
実は私は曹洞宗の総持寺の檀家総代をやっています。
ご紹介しましょう」
と勧めてくれた。

・山上さんの言葉に甘え、
わたしはその夏の3週間ほど休暇を取り、
その寺にはじめて参禅した。

・坐禅をすると、夏蝉の生き生きとした鳴き声を
そのとき何年振りかでしみじみ聞いた。
すると荒立ち波打っていた心が鎮まってきた。

・心が静かになると、
それまで見えなかったものが見えてくるようになる。

・そしてはっと気が付いた。
「社内外の非難に心の迷いが生じたが、やはり構造改革しかない。
全力を尽くして挑戦しよう」
勇気が湧いてきた。

・面白いもので、心が鎮まると右脳の働きが活発になり、
次々と新しいアイデアがひらめいた。

・「戦略はいいのだが、
具体的な戦術に問題があるかもしれない」
そう反省するだけの心のゆとりが出てきた。

・そして方法を変えてみたところ、
他社に10年先駆けて構造改革が実行できた。
この成功は坐禅の効能によるところが大きい。

・坐禅は「心」を鎮め、
わたしに「勇気」と「ひらめき」を与えてくれた。

※コメント
松野さんの挑戦は、おもしろい。
やはり老いてから学ぶことは大切だ。

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