RPE : ★さらに改善される日中関係

★さらに改善される日中関係

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

●今年も「まぐまぐ大賞」の投票がスタートしました。

皆さんの中で、「ロシア政治経済ジャーナルは役にたって
いるぞ!」という方がいれば、

一票投じていただけると、とてもうれしいです。

よろしくお願いいたします。

詳細は。

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●新刊の準備、着々と進んでいます。

テーマは、「中国に勝つ方法」です。

中国に勝ちたい「右」の方も、

中国と戦いたくない「左」の方も、

両方に満足いただける、意外な方法があります。

軍事費が日本の4.6倍の核大国に、どうすれば勝つことが
できるのでしょうか???

では、本題

アメリカと中国は、お互い「仲良くしよう!」と最大限努力して
います。

訪中したトランプは、いいました。

<習氏に向かい、

「あなたに対して信じられないほど温かい感情を持っている。

以前にも話したように、私たちは相性がぴったりだ。

共に米中両国にとって素晴らしいことをしていると思う」

と褒めちぎった。>(AFP=時事11月9日)

「あなたに対して信じられないほど温かい感情を持っている」

そうです。

最近では、「習近平は、毛沢東以上だ!」と絶賛しています。

毎日新聞11月12日から。

<中でも絶賛されたのが8~10日に訪問した中国の習近平国家
主席。

トランプ氏は「とても賢い人間。私は彼が好きだ」と述べ、

「毛沢東以来の最強の指導者。毛より力を持っていると言う人も
いる」

と、建国者の毛沢東主席と比べて持ち上げた。>

こういう状況なので、私は書きました。

<こういう状況下で、「インド太平洋戦略」を日本が主導するの
は大変危険です。

この戦略の参加国は、日本、アメリカ、インド、オーストラリア。

しかし、アメリカ、インド、オーストラリアは迷っている。

ここで総理が、戦略を主導すれば、「笛吹けど踊らず」状態にな
り、日本が孤立する可能性が高まります。

では、どうすればいいのでしょうか?

ダイヤモンドオンラインにも書きました。

まず、「インド太平洋戦略」の「主役」をトランプ大統領にする
ことです。

私たちが願っているのはあくまで、「アメリカを中心とする対中
バランシング同盟」です。

アメリカ抜きで、日本単独で中国と戦うことではないのです。

(日本一国で戦っても勝てません。)

もう一つは、中国への挑発、批判は控え、米中関係と日中関係を

「同レベル」にすることです。

つまり、日中関係は、米中関係程度に改善される必要がある。

(しかし、常に 日米関係 >>> 日中関係 であることを忘
れてはなりません。

これをやると鳩山時代のように、ひどいことになります。)>

今日のテーマと関係あるのは、この部分です。

<日中関係は、米中関係程度に改善される必要がある。>

そして・・・。

皆さんご存知のように、

安倍総理は11月11日、ベトナムで習近平さんと会いました。

結果は。

<習主席、安倍首相との写真で笑み 日中、関係改善を確認

朝日新聞DIGITAL 11/12(日) 7:44配信 

「日中関係の新たなスタートとなる会談」──。

安倍晋三首相と中国の習近平(シーチンピン)国家主席との日中
首脳会談で、習氏が両国の関係改善に向け踏み込んだ。

日中韓首脳会談の早期実現でも合意。

両首脳にとって仕切り直しを宣言する友好的な会談となった。>

<両首脳にとって仕切り直しを宣言する友好的な会談となった。>

だそうです。

日中関係が、改善されつつあること、もう皆さんご存知でしょう。

最近は、こんなことがありました。

<日中経済協会>230人が北京訪問「一帯一路に期待」

毎日新聞 11/20(月) 21:05配信 

 【北京・赤間清広】主要企業で構成する日中経済協会(会長・宗
岡正二新日鉄住金会長)の大規模訪中団が20日、北京に入り、地
元企業家との意見交換など日中の経済協力強化に向けた交流事業を
スタートさせた。>

「大規模訪中団」が北京に入ったそうです。

どれほど大規模なのでしょうか?

<訪中団には経団連の榊原定征会長ら財界関係者を中心に約230
人が参加。

地元企業家との意見交換では、習近平国家主席が提唱した現代版シ
ルクロード経済圏構想「一帯一路」について

「陸と海からユーラシアを一大経済圏として捉える構想は魅力的だ。
新たなビジネスチャンス拡大を期待している」

(中村公一・山九会長)など海外での日中協力に期待する日本側の
声が相次いだ。>(同上)

230人の財界関係者が参加。

日本企業も「一帯一路で儲けよう!」と思っているのですね。

<一方、中国インターネット通販大手、京東集団の馬健栄副総裁は、
巨大な中国市場の可能性を説明。

「日本企業と協力を密にし、中国の消費者に高品質の商品を届けた
い」

と日本側に中国でのビジネス拡大を提案した。>(同上)

中国の消費者に(日本の)高品質の商品を届けたい、そうです。

とてもいいことです。

というわけで、日中関係は、はっきりと改善されてきています。

これ、どうなんでしょうか?

▼安全 > 金儲け だが

外国との関係で「国益」を考える場合、もっとも大切なのは、

「安全保障」です。

次が、「経済関係」になります。

なぜ「安全保障」は「経済関係」よりも大事なのでしょうか?

「安全保障」は「命」にかかわる問題だからです。

「経済」は「金」です。

皆さん、お金は大事でしょう?

しかし、「1億円やるから命をくれ!」といわれても、誰も同意
しません。

そう、「命」は、「金」より大事なのです。

銀行員も、「『命の次に大切な』お金を預からせていただいて
おります」といいます。

さて、日中関係は、2010年9月の尖閣中国漁船衝突事件、2012年
9月の「尖閣国有化」で戦後最悪になりました。

これは、まさに「安全保障上」の問題です。

なんといっても、中国は、「日本には、尖閣だけでなく、【沖
縄】の領有権もない!」と宣言しているのですから。

(●絶対証拠はこちら↓
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )

そこで安倍総理は、以下のことに取り組んできました。

・日米関係を、「戦後最良」といってもいいほど、強固にした。

・日印関係を、「準同盟」の関係にした。

・日ロ関係を、(オバマの反対を押し切って)劇的に改善させた。

・日英、日豪関係を「準同盟」のレベルまで高めた。

・欧州、東南アジア諸国とも、良好な関係を築いた。

こういう基盤があるので、中国は手出しできない。

とりあえず「安全保障」は、大丈夫そうになってきた。

それで、「金儲け」の話を中国とできるようになってきたのです。

経済成長率が年々鈍化している中国が、「日本の投資を必要として
いる」という事情も大きいでしょう。

日本企業は、2013年以降、どんどん中国から逃げ出しています。

中国が、「日本には尖閣だけでなく沖縄の領有権もない!」などと
いう、

トンデモ主張をやめるなら、もちろん仲よくした方がいいに決まっ
ています。

なんといってもこの国は、GDPでも軍事費でも世界2位の大国。

軍事費は、日本の4.6倍である。

ケンカしてもいいことはありません。

▼日中関係改善の注意点

しかし、中国は「ウソ=善」という孫子の教えを信じる国。

決して油断はできません。

私たちが一日も忘れてはいけないこと。

それは、中国の戦略の要は、「分断工作」であるというこ
とです。

日米を分断する。

日印を分断する。

日欧を分断する。

日ロを分断する。

方法は、いろいろあります。

たとえばリベラルなオバマさんの時代、中国は、韓国を使って

「慰安婦問題」を大いに盛り上げました。

それで、オバマさんは2014年まで、「安倍は、右翼、軍国主義、
歴史修正主義者だ!」と信じ、嫌っていたのです。

これは、「反日プロパガンダで、日米を分断させる」作戦です。

あるいは、「日本と仲良くする」というのも、また日米分断に
は有効です。

あるいは、「アメリカと仲良くする」も、また有効。

たとえば70年代のニクソン、キッシンジャー時代、米中関係は
劇的に改善されました。

すると、田中角栄は、日中関係改善を急いだ。

結果、日米関係は破壊されたのです。

というわけで、日中関係が改善されるのはいいこと。

しかし、それは、日米関係、日印関係以上であるべきではありま
せん。

安倍さんは、3回トランプに会い、3回モディさんに会った。

そしたら1回習近平に会った。

そのくらいの頻度を維持すれば、日中関係改善で日米関係が破壊
されることはないでしょう。

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09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。

命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。

日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。

しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。

行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。

その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。

プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?

懇願する矢部に 、ついにプーチンは口を開き、その「秘密」
を語りはじめた。

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・日本のエネルギー自給率を100%にする方法とは?

・日本経済を復活させ、財政も再建する方法とは?

・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?

さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?

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●Dさまからのメール

北野さん

お久しぶりです。

「まぐまぐ大賞」の投票を「ロシア政治経済ジャーナル」
にしました。

「ロシア政治経済ジャーナル No.1648」にありました
交通事故の話ですが、私は最近YouTubeで交通事故の映像
特集を見るのですが、映像の中にロシアの映像と思われ
るものが多くあります。

ロシアの映像を見ていて不思議に思うのは、ロシアのド
ライバーは

1. 車線変更の時にサイドミラーでの安全確認はしないのか?

2. 交差点に出る時左右の安全確認はしないのか?(映像で
は交差点の信号はありませんでした)

3. 路面が濡れている/凍っている時に何故減速しないのか?

4. 前方の車が減速しているのに、何故減速しないのか?(居
眠り運転?)

(映像はドライブ・レコーダーで撮影されていますので、見
ていると、前の車に突進・激突している映像でまさに恐怖です。)

5.そもそも、全般的にスピードの出しすぎでは?(スピー
ド制限が無い?)

など多くの疑問を感じます。

これらはまさに恐怖映像です。

上記のような映像を見ると、ロシア/モスクワ?での車の運転は
日本人に危険すぎる感じました。

新著「戦わずに中国に勝つ方法」を楽しみにしています。

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