◆高橋洋一『戦後経済史は嘘ばかり』を読み解く

◆高橋洋一『戦後経済史は嘘ばかり』を読み解く

※要旨

・なぜ予測が当たるのか?
私の予測がすべて当たるわけではない。
外れることもある。
しかし、打率は良いほうだと思っている。

なぜ当たるのかというと、恣意的な見方をせずに、
原則に基づいて数値で分析しているから。
過去のデータから数学的なモデルをつくって、
それに当てはめているので、当たりやすいのだ。

・私は経済の専門家のように思われていますが、
本当は、経済の専門家というよりも、
「データ分析」の専門家だ。

もともと数学科の理系人間だ。
経済以外の様々な事象を「データ分析」の対象としている。

・状況分析は「べきだ」ではなく、
「はずだ」の視点で行う。

・実は、戦災に遭っても日本の工場はかなり生き残っていた。

・GHQの改革がなくても、
日本は戦前から「資本主義」大国だった。

・農地改革は購買力を増やしたのではなく、
共産化を防いだ。

・財閥解体も集中排除も
完全に骨抜きにした民間企業の知恵があった。

・日本復興の最大の原動力は、
政策ではなく「朝鮮特需」である。

・ニクソン・シュック前から
金本位制はとっくに終わっていた。

・「国際金融のトリレンマ」を知れば
経済を理解できる。

1.自由な資本移動。
2.固定為替相場。
3.独立した金融政策。

・1985年のプラザ合意までは、
実は、実質的な固定相場制だった。

・「マンデル・フレミング」を知れば、
財政と金融のどちらが効果的かわかる。

・社会主義と資本主義の違いは、
「ミクロ経済学の領域」への
政府の介入の度合いの差。

・官僚が細かいことまで
賢く運営するのは極めて困難だ。

どんなにスーパーマンのような官僚でも、
末端の取引のことまで全部わかるはずがない。

・官僚がミクロのことまで全部取り仕切ることは
できないと考えて、分権して市場に任せるのが資本主義だ。

・社会主義体制で官僚がやるべきことは、
10個や20個のレベルではない。

価格設定から、資源分配、技術開発など膨大な処理事項を、
一部の官僚だけの力で、最適な形に持っていくことなど、
到底不可能だ。

・社会主義は、官僚に無限の計算能力があると仮定しなければ、
成立しないシステムだ。

資本主義には問題が多いとしても、
ミクロのことは分権化して市場に任せたほうが
効率的だ。

・歴史上有名なバブルとして、
チューリップバブル(オランダ)、ミシシッピ計画(フランス)、
南海泡沫事件(イギリス)などあるが、

日本のバブルはそれらの歴史的なバブルと並べられるような
大きなものではない。

・「小泉・竹中路線」は、最初は完敗の連続だった。
いかにして、竹中平蔵氏は無敵状態になったのか。
改革の政策を次々に潰されからが、
竹中氏の凄いところだった。

コテンパンに負けた理由を分析して、
どうやったらうまくいくかを考えて、
やり方を変えたのだ。

・試行錯誤の末、経済財政諮問会議に特命室というものをつくり、
竹中氏の意向を理解している人だけを集めた。

私も加わって、特命室でペーパーを書いて、
諮問会議の議員に根回しをしていた。

民間議員の4名に私がペーパーを書いて、
先にレクチャーして合意を得た。
こうして賛同してもらえるようになった。

・竹中氏は、土日で時間がとれたときに
閣僚の主要メンバーを集めて会合を開いていた。

官房長官もよく出席していた。
当時の安倍官房副長官や中川昭一氏も出ていて、
よく意見交換と情報共有していた。

・こうして頻繁に情報共有しているので、
竹中氏が諮問会議をリードするスタイルができてきた。
ここまでできる人は政治家の中でもなかなかいない。

このスタイルができあがると、
ものすごく政策実現の確率が高くなってきた。
諮問会議のペーパーは潰されなくなり、
ほとんど通るようになった。

やりたいことが通る打率が高くなると、
竹中氏の下にみんな集まってきた。

・マスコミへのブリーフィング(事情説明)も上手だった。
諮問会議が終わると、
マスコミはすぐに内容を聞きたいのでブリーフィングを求める。

竹中氏は、会議を運営しながら要点を書き留めて、
きちんと説明していた。

・間違いなくいえることがある。
ひと言でいうなら、

「失業者を最少化すること」こそが、
マクロ経済政策の目的だ、
ということだ。

※コメント
経済について素人でも分かるように解説してくれる。
すべては理解できないが、
分かるという目的の手助けをしてくれる。

★高橋洋一『戦後経済史は嘘ばかり』
の詳細,amazon購入はこちら↓

http://amzn.to/1STQyvR

◆特報・小冊子PDF『ハイレベル恋愛術』ご案内。

※お申込みフォーム↓

https://ws.formzu.net/fgen/S9762224/

コメントを残す

サブコンテンツ

FC2ブログランキング

政治・経済ー政治

ブログの殿堂

ブログランキング

ブログ王

ブログ王ランキングに参加中! カテゴリー:ビジネスと経済ー政治

i2iアクセス解析

国税

i2iサイト内ランキング



合計累計カウンター


今日の合計


このページの先頭へ