◆渋沢栄一『超訳・論語と算盤』を読み解く

◆渋沢栄一『超訳・論語と算盤』を読み解く

阿部正一郎訳。

※要旨

・渋沢栄一は「日本近代経済の父」あるいは「日本資本主義の父」と呼ばれている。
それほどに明治維新後における日本の経済そしてビジネス界で重要な存在であった。

・多くの銀行や会社を立ち上げ、育て、後進の者たちにそれを任せ、譲っていった。
こうして日本の社会に今につながる資本主義経済の基礎をつくり、発展させていったのである。
その発展は「世界の奇跡」でもあった。

・渋沢は、他方で『論語と算盤』を常に唱えていたことでもよく知られている。

・正しい道徳を完全なものとしながらの経済活動そしてビジネス活動でなければ、国の繁栄は成り立たない。
国の富や繁栄というのは、仁義道徳、正しい道理に根源がなければ、
決して永く続くものではないのだ。

・これに対して、私は常に武士道の精神とビジネス成功の知恵を合わせ持とうということを提唱している。
すなわち、人の世をしっかりと生きていくためには武士道精神が必要であるが、
これに偏りすぎて商才がまったくないと経済的に自滅しかねないことになる。

・論語の勉強はおもしろい。

・忠(誠実)と恕(思いやり)と一つになった「忠恕」というものが、
孔子の一貫した精神であるとともに、論語を貫いている精神なのである。

・私は、常に、精神の向上と経済力の向上をともに進めることが必要だと信じている。
人はこの点から考えて強い信仰(信条や人生哲学、行動規範)を持たなければならない。

・目の前の仕事に全力をつくる。

・豊臣秀吉のような大人物でさえ、
初めて信長に仕えたときは「草履取り」というつまぬ仕事をさせられたのである。

・オレは一流の学歴があるのに、
こんな雑用や下っ端の仕事をさせられるのはバカバカしいと不平をいう人もある。
しかし、これは間違っている。
上の者がそういう仕事をやらせているのには大きな理由があるのだ。

・およそどんな些細な仕事でもそれは大きな仕事の一部分であり、
これが満足にできなければ、ついには仕事は簡潔しないことになる。

・人も社会も習慣でつくられる。
また習慣というのは自分だけではなく、他人にも感染する。
善いことも悪いことも他人に伝わっていく。

・ビジネスの本質つまり本当の利益の追求というのは、仁義道徳にもとづかなければ、
決して永続するものではない、と私は考えるのである。

・孔子が言いたいのは、正しい道理、正しいやり方でお金儲けし、
出世したのならばそれはよいことだ、ということだ。

・お金はよく集め、よく使え。

・よく集め、よく使う人こそ真に経済の何であるかに通じている人と言えよう。

・特に私たちビジネス界においては、「信」という徳が重要となろう。
この「信」という一字を守ることができなければ、
われわれビジネス界の基礎もあやふやのものとなってしまうに違いない。

・仁義道徳と経済活動は矛盾するものではないということだ。
すなわち第一の根本となるべき仁義道徳などの道理は、
必ず経済活動と一致するものであるということだ。

・学問と実践の両者がよく調和し、密着することで、国の文明が進み、
経済力も強くなるし、人も人格のすぐれた者となっていけるのである。

・会社の事業の繁栄は、お互いの利益になることをよく理解し、
お互いに力をあわせられるように心がけていくようにしてほしい。

・今こそ武士道をもってビジネス道としなければならない。
日本人はあくまで大和魂の発現たる武士道をもってして生きていかねばならないのである。

・「信用」というのが社会のすべてのすべての本であり、
一つの信用が、どんなことにも勝てる力となることを理解することが、
我が国の経済界、ビジネス界を堅固に発展させていくための緊急重要課題なのである。

・やはり若いときは、良い師に接して、自分の品性・品格を育て磨きあげるようにしたいものだ。

・ようやく、わが国においても、いわゆるビジネス教育も進んできたが、
どうしても成果を急ぐために知識偏重のものとなってしまっている。
規律、人格、徳義などがおろそかになっているということだ。
なげかわしいことである。

今後は、このような規律、人格、徳義にも重きを置いた上で、
加えて仕事における自分の独創性を発揮できるようにしてもらいたいと思うのである。

・論語と准南子より言葉を一つずつ紹介しておきたい。

「毎日新しいことを学び、月ごとにすでに学んだことの復習と反省をできてこそ、
本当の学問好きといえるだろう」
(論語)

「忙しくて学ぶための時間がないという者は、
時間ができたときにも学ぶことなどしない者である」
(准南子)

・道理にしたがって事をなす者は必ず栄える。

・とにかく人は誠実に励み勉強して、自ら運命を開拓するのがよい。
もしそれで失敗したら、自分の智力が及ばなかったためとあきらめ、
また成功したら知恵がうまく活用されたとして、いずれにしても天命にまかせればよい。

たとえこうして失敗したときがあろうとも、あくまで勉強していけば、
いつかは再び好運に出会えるときが来るだろう。

※コメント
超訳ということで、少しバカにしてしましたが、大きな間違いでした。
渋沢のいいたいことを分かりやすく、ずばっと教えてくれる素晴らしい本でした。
やはり日本人は古来からの経済論のほうがスッと身に染みるのかもしれません。
そんなことを思ったしだいであります。

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★山下美樹、略歴

熊本県生まれ。
大学卒業後、いくつかの仕事を経験するが、
その頃から「自分が本当にやりたいこと」「充実した生き方」
を求めて人生の模索を始める。

21歳の時に精神世界の本で目にした
『ヨガや瞑想をすると、魂と対話ができるようになる…』
の言葉に大きな感銘を受けて、
川上流ヨガ宗家・宗主:川上光正師の元へと辿りつく。

“スローヨガ&瞑想”で心身を鍛練し、
スローヨガデモンストレータとして数々の舞台に上がる。

 ★ソウル・チャネリングとは

『魂と魂の波長(チャンネル)を合わせる』…が語源。

 依頼者の手(または写真や名刺、持ち物)にふれて、超感覚意識(第六感)で
【顕在意識~潜在意識~母胎内~前世】にまで遡り、
悩みの原因や魂のメッセージを自動書記で記録していく。

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公式ブログ『国際インテリジェンス機密ファイル』

http://ameblo.jp/jyoho2040/

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