★バノン、中国「3つの覇権拡大戦略」を語る

★バノン、中国「3つの覇権拡大戦略」を語る

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

新刊、好調です。(発売4日で重版決定)

これを読むと、中国の対日戦略と、戦闘なしで中国に勝つ方法
が完璧にわかります。

まだの方は、是非ご一読ください。

●中国に勝つ日本の大戦略

(詳細は→ http://amzn.to/2iP6bXa  )

では、本題。

先日、トランプ政権の首席戦略官だったバノンさんが、

アメリカに亡命申請中の中国人大富豪、郭文貴さんと組んで、

「中国の体制転換を目指す」という話をしました。

すると、読者のアールレインボー様から、こんなメールをい
ただきました。

<北野 様

いつもメルマガを楽しみに拝読しております。

No.1661「★バノンは、中国の「体制転換」を目指す?」

にて取り上げられたスティーブ・バノンについて、関連があり
そうな記事がありましたので、 勝手ながらお送り致します。

↓動画元<トランプ大統領元側近バノン氏来日 中国人権問題
会議で講演20171119新唐人TV 11月20日公開>

https://www.youtube.com/watch?v=441_Cg2ApKo

↓書き起こし版「エキサイトニュース」
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171119/Ntdtv_111898.html

<同研修会は2000年から中国民主化運動団体「公民力量」
により開催されており、毎年中国、台湾、香港、マカオから漢
民族、チベット族、ウイグル族、モンゴル族のほか、法輪功や
キリスト教団体のメンバーが一堂に会しています。>

<今年は人権財団と共催で行われ、60人以上の各民族代表が
参加したほか、スティーブン・バノン元米国大統領首席戦略官
とマイケル・ダビン・オーストラリア国会議員も出席しました。

<中国政府は会の開催を中止に追い込もうと、様々な圧力をか
けましたが、無駄に終わりました。>

この面々を見れば、そりゃ中国としては妨害したくもなります
よね(笑)

ちなみに、共催者である人権財団のホームページには、次のよ
うにあります。

↓団体公式サイト「一般財団法人 人権財団」【第12回諸民
族青年リーダー研修会開催 2017.11.20】

http://www.seishu.org/20171120.html

<バノン氏は研修会において、

「中国の影響と脅威に対応するためのアジアの民主国家同盟の
形成」と題する講演を行いました。氏によれば、中国には覇権
拡大に向けた3つの戦略があるということです。>

この3つの戦略は、少し長いのでホームページでご確認くださ
い・・・そこには驚きの内容が!(笑)

そして結論は・・・

<こうした事からバノン氏は、

「中国はパートナーではなく敵であることに気付け」と警告し
ています。>

私はこの新唐人TVの動画と人権財団のホームページを見て、

やはり【中で動くトランプ。外で動くバノン】という役割分担
のために辞任させたんだと、改めて確信しました。

以上です。お忙しい中失礼致しました。>

【メールここまで▲】

なるほど~。

バノンさんは、一貫性がありますね。

ところで、「中国三つの戦略」とはなんでしょうか?

見てみましょう。

<第1は、21世紀の全世界の製造業において中国が支配的
な地位に立つ為に、シリコンチップの製造、ロボットの製造
、AI(人工知能)といった10の産業分野で2025年ま
でに世界的優位に立つという戦略です。

今後8年以内にそれを実現しようとしています。>

これ、可能性あります。

なぜかというと、中国は、「国が大金をつぎ込んでやる」か
らです。

ソ連は、アメリカより早く「有人ロケット打ち上げ」を実現
しました。

ソ連も、「国が大金をつぎ込んで」やっていたので、アメリ
カが負けるほど、ある分野の技術は進んでいたのです。

<第2は、「一帯一路」の交易を通じて、経済的、文化的、政
治的な影響を与えるという戦略です。

この構想は、世界を「ランドパワー」(大陸勢力)と「シーパ
ワー」(海洋勢力)とに分け、

そのいずれにおいても中国が覇権を握ろうとするもので、「一
帯一路」構想とは中国の覇権拡大に向けた地政学的戦略に他な
らないということです。

さらにバノン氏は、「一帯一路」が中国と中東とを結び付けた
場合、イスラム原理主義の危険な国々と中国とが連携する危険
性がある事も指摘しています。>

よくわかる説明ですね。

「一帯一路」は、「覇権拡大戦略」だと。

そして、中国と中東イスラムが結びつく。

これもありそうです。

トランプは、「エルサレムをイスラエルの首都と認める」と宣
言し、

世界15億のイスラム教徒を敵にまわしてしまった。

中東イスラム、今はプーチン・ロシアになびいていますが・・。

そのうち金のある中国と結びついてもおかしくないですね。

アメリカは、「シェール革命」で、中東への関心を失った。

中国は、中東の資源を独占したい。

アメリカに捨てられた中東イスラムは、「チャイナマネー」が
欲しい。

利害が一致していれば、ひっつくのは当然です。

< 第3は、欧米諸国が中国に制裁を課すことが出来ないレベ
ルになるまで金融操作を発展させ、人民元が米ドルに取って代
わるという戦略であります。>

人民元がドルにとって代わる???

これ、今は「そんなバカな!」という感じですが。

しかし、明確な目標を持ち、一歩一歩問題をクリアしていけば、
大抵のことはできるものです。

10年前、中国が国際金融機関を立ち上げ、80か国が参加するな
ど、想像できたでしょうか?

日本人は、「中国はどんぶり勘定」「習近平がこんな変なこと
をした」

などなど、「中国の失敗」を喜ぶ傾向があります。

しかし、ルトワックさん流にいえば、「相手国を自分の都合の
いいように『発明』する」のはよくありません。

いいにしろ、悪いにしろ、「あるがまま」に見るべきです。

(●今回の出所は、こちら。↓
http://www.seishu.org/20171120.html  )

事実をいえば、中国は、大きな戦略を描ける強敵です。

日本、このままでは勝ち目がありません。

勝てる方法があるとすれば、こちらになるでしょう。

●PS 北野の最新刊、出ました!

・これを読めば、中国、驚愕の対日戦略の全貌がわかります。

・これを読めば、中国に、「戦争(=戦闘)」なしで勝つ方法が
完璧にわかります。

・発売4日で重版決定
・アマゾン外交・国際関係部門1位。
・国際政治情勢部門1位。
・政治入門部門1位。

とトリプル1位を達成。

●中国に勝つ日本の大戦略

(詳細は→ http://amzn.to/2iP6bXa  )

===============================

○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」

発行者 北野 幸伯

コメントを残す

このページの先頭へ