RPE : ★CIAが中国の野望に気がついた

★CIAが中国の野望に気がついた

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

私の新刊、

●中国に勝つ日本の大戦略

(詳細は→ http://amzn.to/2iP6bXa  )

ですが、快調に売れつづけています。

(いまだに、「日米安全保障」「ロシア」部門で、しばしば1
位になっています。)

皆さまのおかげです。

ありがとうございます!

この本は、発売翌日に増刷決定。

発売一か月で3刷決定。

自分で書いた本についていうのも何ですが、

・中国の対日戦略の全貌

・それに日本が対抗し、戦わずに勝つ方法

を詳述していますので、まだの方は、是非ご一読ください。

さて、この本には、卒倒するような事実が山盛り。

中でも、驚かれるのは、

「アメリカと中国の関係の深さ」

です。

70年代の時点で、キッシンジャー(大統領補佐官→国務長官)

は、中国について、「事実上の同盟国だ」といっている。

そして、90年代前半の時点で中国は、クリントンの対中政策
を180度ひっくり返すことに成功している。

(いわゆる「クリントン・クーデター」。)

中国の強さの根源は、「工作力」ですね。

国自体が、「裏工作」を主導しているので、資金も人材もたっ
ぷりある。

米中関係が何かの事件で悪くなったとします。

すると、一斉に工作がはじまり、アメリカ政府トップの意見を
ひっくり返してしまうのです。

私たちは2017年、反中の闘志として登場したトランプが、アッ
という間に懐柔されるのを目撃しました。

(どういう工作が行われていたか、知りたい方はこちらを参考
にしてください。

●中国がトランプ懐柔攻勢、日米関係が良好でも気を抜くな

https://diamond.jp/articles/-/120416  )

今、再び米中関係が悪化しています。

トランプも、「習はウソつきだ!」と気がついたのでしょうか?

わかりませんが、少なくともCIAは、中国の「真意」を理解し
つつあるようです。

▼中国の本音を、CIA高官はどう見る???

CNN.co.jp 7/23に、CIA高官マイケル・コリンズさんの講演に
関する記事が出ていました。

非常に興味深い内容ですので、ご紹介しましょう。

<中国の狙いは「米国に代わる超大国」 米CIA高官が見解

CNN.co.jp 7/23(月) 14:30配信 

コロラド州アスペン(CNN) 世界各国で影響力の拡大を図
る中国の狙いは、

米国に取って代わって世界を主導する超大国となることにある
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

──。

米中央情報局(CIA)の高官がこのほど行った講演で、そん
な見解を明らかにした。>

中国の狙いは、

<米国に取って代わって世界を主導する超大国となることにあ
る>

そうです。

私たちからいわせれば、「いまごろきづいたんかい!」ですが
・・・。

それでも、「CIAが気づいた」ことが大事ですね。

CIA高官のマイケル・コリンズ氏は米コロラド州アスペン
で20日に行われた安全保障フォーラムで中国の台頭について
講演し、中国の習近平(シーチンピン)政権が米国に対して

「冷戦」を仕掛けていると主張した。>(同上)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

習近平が、アメリカに「冷戦を仕掛けている」そうです。

<「彼ら自身の発言や習主席の言動から判断すると、彼らは我
々に対して冷戦を仕掛けている。

だが我々が経験したかつての冷戦とは異なる、実質的な冷戦だ。

あらゆる手段で正当な影響力と不当な影響力を行使し、公的な
力と民間力、経済力と軍事力を行使して、衝突に持ち込むこと
なく自分の立場に関連したライバルの座を揺るがす国家。

中国は衝突を望まない」>(同上)

メチャクチャ重要なことをいっています。

<衝突に持ち込むことなく自分の立場に関連した

ライバルの座を揺るがす国家。

中国は衝突を望まない」>

繰り返しますが、ここメチャクチャ重要です。

中国は、弱い国に対しては、腕力でやってきます。(例、フィ
リピン)

米中が影響力を競っている国には、金を与えます。(例、アフ
リカ、南米、東南アジア諸国など)

そして、自分より強い国には、「衝突を回避する」ために全力
を尽くします。

だからといって、「心から従っている」わけではありません。

時間を稼ぎ、政府高官を買収し、徐々に強い国の内部に侵食し
ていくのです。

日本も、このことをよく知っておく必要があります。

日本には、「国益をガンガン主張しろ!」「強気で行くのが国
益だ!」という人たちがいます。

しかし、賢い中国人は、「対立を避けながら、ちゃっかりすべ
てを手にいれる」のです。

どうすれば、そんなことができるのでしょうか?

たとえば、あなたは、なぜ奥さんのいうことをいつも聞いてい
るのですか?

脅されたわけでも、買収されたわけでも、大ゲンカしたわけで
もないでしょう?

賢い人や国は、「何もしてないように見えて、すべてを得る」。

日本も、そのやり方を勉強する必要があるでしょう。

もう一度、マイケル・コリンズさんの言葉を。

<衝突に持ち込むことなく自分の立場に関連したライバルの座
を揺るがす国家。

中国は衝突を望まない」>

いままで、アメリカは

・中国は衝突を望まない = 中国は覇権を望まない

と勘違いしていた。

しかし、マイケル・コリンズさんは、

・中国は衝突せずに覇権に到達する方法を知っている

という意見になっています。

<コリンズ氏はそう語り、「中国は、いずれ世界中のあらゆる
国が、政策課題に関する利益について判断する際に、米国より
も中国に付くことを望んでいる」との見方を示した。>(同上)

アメリカと中国の意見が異なる。

その時、世界の国々は、アメリカの意見ではなく中国の意見を
支持する。

そんな日が来るのでしょうか?

実をいうと、前例があるのです。

たとえば、アメリカは、中国主導AIIBに反対だった。

それで、親米国家群に、「AIIBに入るなよ!」と命令していた。

ところが、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、

オーストラリア、イスラエル、韓国などなど、

日本を除く、ほとんどすべての親米国家が、AIIBへの参加を決めてしまった。

そう、中国の影響力は、親米国家群をしてアメリカを裏切らせ
るほど強力になっているのです。

<さらに、習主席の見解を見れば、米国が現在直面している世
界的課題の中で、中国が投げ掛ける脅威が最も大きいことは明
らかだとコリンズ氏は指摘。

「中国が我々と我々の守る物に対して仕掛ける競争は、ロシア
がどう出るかよりもはるかに重大だ」と語った。>(同上)

コリンズさん、アメリカ最大の脅威は、

「ロシアではなく、中国」だそうです。

こんなこと、冷静に考えればわかりそうなものですが。

中国は、経済力(GDP)でも、軍事費でも世界2位。

一方、ロシアの経済力は、世界12位では、韓国にも及ばない。

「どっちが脅威ですか?」と聞かれれば、小学生でも「中国に

決まっています!」と答えるでしょう。

<同フォーラムでは、米連邦捜査局(FBI)の高官や国家
情報長官などもコリンズ氏と同様に、中国を米国が現在直面
している最も重大な危険と位置付けている。

クリストファー・レイFBI長官は18日の講演で、「対諜
報(ちょうほう)活動の観点からみると、中国は我が国が直
面している最も広大で最も困難かつ最も重大な脅威だと思う」
と語った。>(同上)

実に重要なことが書かれています。

FBI長官も国家情報長官も

「中国がアメリカ最大の脅威」と考えている。

つまり「アメリカにとって、ロシアではなく中国が最大の脅威
だ!」

というコンセンサスが、司法、諜報の間にできつつあると。

そうなると、「彼らはトランプとプーチンの和解を支持するの
かな」という希望がでてきますね。

何百万回も書いていますが、

日本、アメリカ、ロシアが一体化すれば、中国に必ず勝つこと
ができます。

それで、中国の戦略の骨子は、日米、日ロを分断することなの
です。

(●全国民必読証拠は、こちら。

http://rpejournal.com/rosianokoe.pdf  )

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