RPE : ★アメリカは、習近平を「全人類の敵」にする?

★アメリカは、習近平を「全人類の敵」にする?

全世界のRPEジャーナルの皆さま、こんにちは!

北野です。

10月3日にダイヤモンドオンラインさんに、

「米中貿易戦争は、覇権争奪戦、トータル戦争に転化した!」

という内容の記事を書きました。

(●まだの方は、こちらをご一読ください。

https://diamond.jp/articles/-/181165
(●スマホで読めない場合は、PCでお試しください。)

それからまだ1週間しか経っていませんが、米中関係はま
すます悪化しているようです。

▼アメリカ、「ウイグル族問題」で中国を制裁?

「米中」といえば、「貿易戦争」ですね。

ところが、アメリカは最近、中国の「人権問題」を批判す
るようになっています。

夕刊フジ10月9日付を見てみましょう。

<ドナルド・トランプ米政権が、中国に「人権問題」で圧
力をかけようとしている。

新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族ウイグル
族が弾圧されている問題で、制裁を検討しているのだ。>

知っている人は知っていますが、ウイグル族は、ひどい目
にあっています。

<米政府系「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」は2日、
20万~30万人のウイグル族ら少数民族住民が、強制的
に自治区外などに移動させられていると伝えた。

報道によると、当局は9月26日以降、拘束したウイグル
族らを列車やバスで自治区北部に、北部の少数民族を隣接
する甘粛省に移動させているという。

RFAに対し、関係者は、強制移動の理由として、収容施
設の不足のほか、「収容所の職員のなかには拘束者と近い
関係にある者もいる。彼らが外に情報を漏らしている」と
話した。>(同上)

ちなみにアメリカは、「中国はウイグル人を「100万人」
拘束している!」と非難しています。

<中国によるウイグル民族への人権侵害について、評論家
の石平氏は「一部のウイグル人に限定したものではなく、
ウイグル民族全体に人権侵害が行われている。

100万人単位もの人々が、再教育のための収容所に入れ
られ、自由を奪われている。

収容所の外でも監視・検問を受けており、ウイグル地域全
体が『青空刑務所』といっていい。

ナチス・ドイツのユダヤ人政策と本質的に変わらない」と
語る。>(同上)

石平さん、「ナチス・ドイツのユダヤ人政策と本質的に変
わらない」そうです。

<石平氏は「貿易戦争は、中国の国内経済に大きなダメー
ジを与えるが、人権問題の提起は、中国の国際的イメージ
をさらに悪化させる。

米国が人権を掲げて中国に圧力をかけると、『米国vs中
国』ではなく『全人類vs中国共産党独裁政権』という問
題となる。

中国は国際社会で孤立し、習氏は全人類の敵に
なりかねない」と話した。>(同上)

▼アメリカの中国批判は、「悪魔化」情報戦

アメリカが、ウイグル問題で中国批判を開始したことにつ
いて、どう読むべきでしょうか?

これ、二つの側面があります。

一つは、中国がウイグル族を弾圧しているのは、事実であ
るということ。

もう一つは、アメリカは、ウイグル問題を「情報戦」につ
かっているということ。

どういうことでしょうか?

アメリカは、いままで、中国がウイグル族を弾圧している
ことを知らなかったのでしょうか?

当然知っていたでしょう。

ところが今まで、その事実を完全に無視していた。

なぜ?

はっきりいうと、アメリカにとって「人権問題」は、「
戦争の道具」に過ぎない。

たとえば、アメリカは、「自由!」「民主主義!」とうる
さいですね。

ところが、「絶対君主制の人権無視国家」サウジアラビア
批判は、ほとんどしません。

サウジは、アメリカにとって中東の同盟国なので、「人権
」については、お咎めなしなのです。

たとえば、プーチン・ロシアは、「同性愛者を差別してい
る!」と批判されています。

しかし、一方で、アメリカは、「ほとんどのイスラム国家
で同性愛者が差別されている事実」を完全無視している。

アメリカにとって、「人権問題」は、「都合のいい時に利
用する戦争の道具」なのです。

では、なぜ今になって、突然「ウイグル、ウイグル」と騒
ぎはじめたのか?

米中関係が、「トータルな戦争」「覇権争奪戦」に転化し
てきたから。

「情報戦」がはじまった。

「情報戦」は、「敵国」を「悪魔化」する目的で行われま
す。

そういう意味で、石平さんの

<『米国vs中国』ではなく『全人類vs中国共産党独裁
政権』という問題となる。中国は国際社会で孤立し、習氏
は全人類の敵になりかねない」>

という読みは正しい。

「情報戦」というのは、そういうことなのです。

たとえば中国は戦前、日本の「世界征服計画」である「田
中メモリアル」を世界に拡散しました。

(もちろん、偽書です。)

そして、とても多くの国が「日本の世界征服計画」の存在
を信じたのです。

(ロシアのインテリは、いまだに「田中メモリアル=事実
」と信じています。)

中国はまさに、日本を「全人類の敵」にすることに成功し
たのです。

今、アメリカは中国というか習近平を

「全人類の敵」にしようとしてるのでしょうか?

もう少し様子をみてみましょう。

~~~

日本が気をつけなければならないのは、

中国が「日本こそが、人類の敵だ!」というプロパガンダ
をしてくることです。

「日本が全人類の敵だって?誰もそんなことは信じない」

と思うでしょう?

ところが、2013年末から2014年のはじめ、中国は「日本悪
魔化プロパガンダ」にかなり成功していた。

日本は、「このまま進めば人類の敵」にされるところだっ
た。

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