世界の常識を知らない日本人に「移民侵略」は防げない NO.2

 世界の常識を知らない日本人に「移民侵略」は防げない NO.2

その前は「ルームシェア」といわれていましたが、私が刑事を退職した15年ほど前には、まだその言葉さえありませんでした。

しかし、私がまだ北京語通訳捜査官だった20世紀末ごろから、密航者の多い中国人や不法滞在者の多い韓国人により「ヤミ民泊」が行われていたのです。

 
 東京オリンピックを控え、首都圏では建設労働者が不足し、海外から、もちろん中国からも多数の労働者がすでに国内に入っているでしょう。
 
彼らもこうした民泊を利用していると思われます。
 
しかし、建設関係に求人が集まるのはオリンピック開催前までで、開催中は観光案内や滞在のサポートといった語学力を伴うビジネススキルを備えた人材が必要とされるなど、オリンピックに関連する労働需要も変化します。
 
 しかしオリンピック終了後、語学力を伴うビジネススキルを備えた人材も淘汰されていきます。
 
彼らがそのまま帰国してくれればいいのですが、そう簡単にはいかないでしょう。
 
一度日本で快適な生活を送れば、母国に帰りたくないという人が出てきてもおかしくありません。
 
 そのときも民泊が彼らの拠点となる可能性があります。
 
民泊仲介サイトのAirbnbでは、身分確認のための個人確認と登録を行っていますが、安い宿ではそれを必要としていない場合も多く、実態をつかめない部分も多いのです。
 
 外国人自身が民泊のオーナーとなっているケースや、風俗マッサージ店が閉店後もベッドを利用して民泊化するケースもあります。
 
東京オリンピック関連に限らず、無届けの民泊が中心になってオーバーステイの隠れ蓑になる可能性があるとみるべきでしょう。
 
 さて、これまでは、中国人は同じ地方出身の者同士、例えば上海人なら上海人同士で仲良くなるというのが一般的で、上海人と福建人が仲良くなるようなことはあまり聞いたことはありませんでした。
 
違う地方の出身者同士だと、喧嘩になってしまうからです。
 
 しかし中国人全体の数が増えたこともあって、違う地方出身者が同じ職場などにいることも珍しくなくなり、出身地が違っても仲良くなるケースも出てきているようです。
 
私の知る範囲でも、仲のいい上海人と福建人がいました。
 
 こうした例は今後増えるかもしれません。
 
警察もこれまでは異なる外国人同士は対立していることを前提に情報収集なども行ってきましたが、彼らが日本国内でまとまると日本人対外国人の図式になってしまいます。
 
そうなるとこれまでのやり方が通用しなくなるだけでなく、日本人社会と中国人社会の間の溝が深まる恐れも出てくるでしょう。
※写真はイメージです(ゲッティイメージズ)
※写真はイメージです(ゲッティイメージズ)
 彼らの日常の中には偽造旅券や偽造在留カード等犯罪組織に関わる要素が普通に入り込んでいるため、困った事があるとこうした違法なサービスを簡単に受け入れてしまいます。
 
例えば「オーバーステイになっちゃった、どうしようかな」と言えば、「知り合いに偽物の外国人登録書作ってくれるとこあるよ」となるわけです。
 
 日本人だと、犯罪組織と結びつくことなどとんでもないことですが、彼らは日本人のような順法精神は持っておらず、特に旅券などの偽造や著作権を無視したコピーなどに見られるように、被害者が見えず利得があればそれを選びます。
 
単に言葉が違うといったことだけでは説明がつかない違いがあるということを意識する必要があるのです。
 
 
 

偽物の外国人登録書を作る知り合いがいるようなことも、普通に会話できるどころか、ステイタスにさえなってしまうのです。

「政治家から犯罪者まで、俺はいろんな人脈を持っている」ことは頼りがいがあるということなのです。

 
 日本人なら、絶対に分別すべきところですが、中国は昔から、『水滸伝』の梁山泊(りょうざんぱく)のように、山賊が政治家にステップアップする社会です。
 
スタートが山賊というのも何ですが、彼らは最初からきれいである必要はないと考えているようです。
 
社会がそういう構造ですので、きれいなままでは出世しにくいのです。
 
 現在、国際結婚の7割は日本人男性と外国人女性の組み合わせで、さらに外国人女性の4割が中国人です。
 
後継者問題を抱える農村部でも、中国人配偶者が増え続けています。
 
北海道を例に見てみると、北海道では住民登録する中国人の男女比が1:2。
 
女性が男性の倍となっています。
 
彼女たちの多くは、日本人独身男性の配偶者となり、その多くが10歳以上離れた年の差カップルです。
 
 どう考えても旦那のほうが15年くらい先に死んでしまい、中国人の奥さんとハーフの子供が残されることになります。
 
そうなるとその土地に馴染めなかった奥さんが、農地や家屋を全部処分して、子供を連れて帰国してしまうことも十分考えられます。
 
 中国人のケースではないのですが、山形県の戸沢村では、村の男性の配偶者に多数の韓国人女性を迎え入れた結果、夫と死別したり、離婚したりして残された韓国人の奥さんたちが、キムチを地場産業にしようということになり、道の駅が丸ごと韓国風になってしまいました。
 
 安易に外国人配偶者を求めると、結果的に村が乗っ取られたり、あるいは棄てられたりしてしまうこともあり得るということです。
 
 しかし、北海道にしても山形県にしても、彼女たちが乗り込んできて村の独身男性の配偶者に収まったということではありません。
 
結果的には人口侵略、文化侵略のような形になってしまいましたが、日本人が望んで呼び寄せた人たちです。
※写真はイメージです(ゲッティイメージズ)
※写真はイメージです(ゲッティイメージズ)
 農村に限らず、冒頭でお話しした都市部の集合住宅にしても、空き部屋を出したくない大家さんが、中国人に部屋を貸したのが始まりであって、ある日突然国際窃盗団のような連中が押しかけてきたわけではありません。
 
コンビニや居酒屋のアルバイトもそうです。
 
 また中国の進出が著しいとされている沖縄も、実は台湾人も多く入ってきていて、見分けがつかず、よけいに不安に思っている人もいるようです。
 
中国が脅威であることは当然なのですが、恐怖心が増幅しイメージが一人歩きしている側面もあります。
 
 やはりここでも情報を多角的に正確に、そして冷静に読み取って状況を判断する必要があるということになります。

 

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