「安倍デフレ」From 三橋貴明

「安倍デフレ」

From 三橋貴明

【今週のNewsピックアップ】
安倍デフレ(前編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12440493849.html
安倍デフレ(後編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12440742823.html

安倍政権は、「デフレ脱却」を
標榜して誕生した政権だったわけですが、

実際には消費税増税を初めとする
緊縮財政路線を継続し、
日本を「再デフレ化」しました。

GDPデフレータが17年、18年と
対前年比で二年連続マイナスとなったため、

安倍政権は教科書的に
日本を再デフレ化したことになります。

すなわち、安倍デフレ。

資金過不足で見ると、
安倍政権は財政赤字(政府の資金不足)の額を、
09年-12年の年平均43兆円から、
13年-18年は年平均18兆円と、
大きく削減しました。

つまりは、安倍政権期の財政赤字は、
麻生政権+民主党政権期と比較すると、
毎年「25兆円」減らしたことになります。

逆に言えば、安倍政権が
13年にPB黒字化を閣議決定せず、
野田政権までの財政赤字幅を維持したとしたならば、

少なくとも日本経済は
「毎年5%以上」の経済成長を遂げたことになります。

実際には、乗数効果があるため、
5%以上のGDP拡大があったはずです。

というわけで、日本の名目GDPが、
13年から18年まで、
毎年5%の成長を遂げた場合の
名目GDPをシミュレートしてみました。

名目GDPの目標600兆円は
2016年にクリアされ、

2018年の名目GDPは
約670兆円にまで拡大したはずです。

我々の所得が、
三割以上も増えたことになります。

ところが、現実には安倍政権は
緊縮財政という「デフレ化路線」を貫き、
結果は「安倍デフレ」。

「安倍デフレ(後編)」で、
安倍政権期の各指標の状況をグラフで表現してみました。
こう言っては何ですが、壮観です。圧巻です。

・日本の実質消費(年平均)の推移(対前年比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#JCheikin

・日本の半期で見た名目賃金・実質賃金の推移(対前年比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#JMChingin

・日本の実質賃金指数の推移(2015年=100)
http://mtdata.jp/data_62.html#Choki

・【修正後】日本の実質賃金指数の推移(対前年比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#syuusei

・日本の名目GDP・実質GDP成長率及びGDPデフレータ(対前年比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#deflator

・日本の需給ギャップの推移(対GDP比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#GAP

・日本のインフレ率(消費者物価指数の対前年比%)
http://mtdata.jp/data_62.html#CPINov18

・日本のヒストリカルDI(一致指数)の推移
http://mtdata.jp/data_62.html#keiki

ここまで各指標が見事なまでに
「再デフレ化」を示すとは・・・。
数字は嘘をつきません(不正統計がある場合は別ですが)。

もっとも、安倍政権や「親アベ派」は、
雇用改善を理由に「安倍政権の経済政策は
巧くいっている」と妄想を叫んでいます。

・日本の有効求人倍率の推移
http://mtdata.jp/data_62.html#bairitu

・日本の完全失業率の推移(%)
http://mtdata.jp/data_62.html#kanzen

失業率低下も有効求人倍率上昇も、
始まったのは民主党政権「初期」です。

雇用改善を理由に安倍政権を称える連中は、
民主党政権期の経済政策も称賛しなければなりませんね。
わたくしに言わせれば、どっちも「悪夢」ですが。

現在の日本は、
単にリーマンショックの衝撃からの回復と、
人口構造の変化により人手不足

(厳密には、生産性向上無しで、
安い賃金で働く労働集約型の労働者不足)に陥っているに過ぎません。

・日本の総人口(左軸、千人)と生産年齢人口比率(右軸)
http://mtdata.jp/data_62.html#jinko

先のシミュレーションではないですが、
安倍征政権は日本国をデフレから脱却させ、

国民の所得を三割以上増やすことは「可能」だったのです。
ただ、緊縮財政を否定すればよかった。

それにも関わらず、現実には再デフレ化。

この現実を認めた上で、「どうするか」を
具体的に考えなければならない時期がやってきたわけでございます

◆【一般参加可能な講演会のお知らせ】
衆議院議員あんどう裕・第一回日本の未来を考えるセミナー
http://mtdata.jp/data_62.html#ando
2019年3月9日(土) 15:00-
会場:ベルサール東京日本橋
パネリスト:藤井聡、三橋貴明、室伏謙一
※三名共に懇親会に出席します。是非、ご来場ください。

◆時局 2019年 03月号 に、
連載「三橋貴明の経世論 第24回 政府が国債発行で借りるおカネ」が掲載されました。
https://amzn.to/2T0RyEs

◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 
第308回 「いざなぎ超え景気拡大」の真実
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)
お読み頂くことが可能です。

http://wjn.jp/article/category/4/

コメントを残す

サブコンテンツ

FC2ブログランキング

政治・経済ー政治

ブログの殿堂

ブログランキング

i2iアクセス解析

国税

my日本

i2iサイト内ランキング



合計累計カウンター


今日の合計


このページの先頭へ