第258回「緊縮財政を望む三悪人」: FROM 三橋貴明

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2019・5・30

第258回「緊縮財政を望む三悪人」

FROM 三橋貴明

三橋TV続々公開中です。

三橋TV第95回 【MMTで弱者救済、国防強化、ILC建設を!】
https://youtu.be/0myQ-ERFRvo
三橋TV第96回 【御代替わりのタイミングで消費税増税!?】
https://youtu.be/QzU8ByY578c
三橋TV第97回【財務省への宣戦布告】
https://youtu.be/WWYog9XJfYQ

実のところ、
日本の緊縮財政を望んでいるのは、
財務省に限った話ではありません。

財務省以外では、自らのビジネスにおける
利益最大化を目指すグローバリスト
(政商、レント・シーカー、国際金融資本)
もまた、日本の緊縮財政を望みます。

何しろ、
日本が緊縮財政路線を貫くということは、
「政府は国民の生命の源である
タネを守るためにおカネを使えない
(緊縮財政)。種子法は廃止し(規制緩和)、
外資にも自由な参入を認めよう(自由貿易)」

「政府は水道のメンテナンスに
おカネを使えない(緊縮財政)。

水道はコンセッション方式の
民営化(規制緩和)で、
外資も自由に参入させよう(自由貿易)」

と、緊縮財政+規制緩和+自由貿易という
グローバリズムのトリニティが進むことになります。

結果、バイエル(モンサント)、
カーギル、ヴェオリア、スエズといたタネ、
穀物、水道の国際メジャーや、
日本の政商たちが儲かることになります
(その分、国民が損をする)。

さらには、「戦争反対」
「憲法九条絶対維持」などと叫ぶ、
いわゆる戦後左翼も、
日本政府が財政拡大に
転じることに反対します。

理由は、彼らが、
「政府の国債発行や
財政拡大を認めたら、戦争になる!」
と、本気で思っているためです。

「戦争になる ⇒ 国債発行や
通貨発行(中央銀行の国債買取)が増える」
は、確かに真実だと思いますが、

「国債発行や通貨発行が増える ⇒ 戦争になる」
は、これは成立するとは限りません。

当たり前です。

ところが、
戦後左翼の「平和主義」、
あるいは戦争忌避症候群は、
「戦争になるから」といった理由で
政府に緊縮財政を求めるのです。

だからこそ、共産党は
消費税増税に反対する割に、
財政拡大や国債増発は絶対に
政策として掲げようとはしないのです。

興味深いのは、上記の三勢力
(あるいは緊縮財政の三悪人)は、
一昨年末に安倍総理にお会いした際に、
総理が口にした、
「自分には三つの敵がいる」
と、見事に対応していることです。

総理は三つの敵として、
朝日新聞に代表される戦後左翼、
財務省、
そして国際金融資本を上げました。

戦後左翼は、いずれにしても自分
(安倍総理)の敵。
国際金融資本には、勝てない。

せめて、
財務省の緊縮財政路線
だけでも何とかしたい。

と、本音は知りませんが、
とりあえず我々の前で総理は
明言したわけですが、

結局は財務省の緊縮財政路線をも
是正できないまま、
政権が終わりに向かっています。

もっとも、2019年に入って以降、
安倍政権ではなく「MMT」という敵が
財務省に襲い掛かり、
メディアを巻き込んだ
大闘争が始まっています。

特に、5月23日の国会
(財政金融委員会)における、
西田昌司参議院議員と

雨宮日銀副総裁のやり取りは
「決定的」でした。

というわけで、
次回は「西田・雨宮論争」を
取り上げます。

経世史論では、6月15日まで
「MMTポリティクス 第一回」を
ご視聴頂けます。

本コンテンツは、視聴者に
MMTを理解してもらうというよりは、
「MMTについて説明できるようになる」ことを
目指して作成しました。
(7月リリース予定の第二回も
ご視聴頂く必要がありますが)

また、経世史論の
特別コンテンツとしては、
6月16日から7月15日限定で、
中野剛志氏との対談動画
「歴史とナショナリズム」を
ご提供する予定になっています。

【経世史論~「正しい祖国の歴史」を学び、
「現代」を読み解く~】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

経営科学出版からは経世史論の
バックナンバーを個別にお買い求め頂くことも可能です。
https://in.38news.jp/38KSSR_backnumber

これを機に、是非ともご入会下さいませ。

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