【 羽田新ルート 上皇陛下の御頭上を通過】 From saya@歌手/チャンネル桜キャスター

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 『三橋貴明の「新」経世済民新聞』

     2019/6/01
  【 羽田新ルート 上皇陛下の御頭上を通過】

     From saya@歌手/チャンネル桜キャスター

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東京新聞より
ー「政府が2020年までに運用開始予定の羽田空港新飛行ルートのほぼ直下に
上皇ご夫妻が仮住まいされる高輪皇族邸があることが分かった。」

「新ルートは2020年7月に始まる東京オリンピック・パラリンピック前に
運用開始を目指す。南風が吹く15時~19時羽田に着陸する国際便が通過する予定。」

「上皇ご夫妻は今年の夏以降こちら(高輪 仙洞仮御所)に転居され、
元赤坂御所の改修が完了するまでの一年半を過ごされることになる。」ー

 

上記の地図のピンク色のラインの航路が問題の新ルートである。
皇族邸敷地の西、わずか100m、わずか450m上空という新飛行ルート、

 
どのくらいの頻度で旅客機が飛ぶかというと、
なんと一時間あたり30機、つまり2分に1度である。

高さ333mの東京タワーをイメージしてみると、やはり相当の低空飛行。
騒音の専門家の分析をふまえると、

 
窓を開けると会話が成立しなくなるレベルの騒音が2分に一度、
いや実際一瞬で機体が通り過ぎるわけではないのだから
ほぼずっと騒音にさらされている状態になるのでは、と想像する。

騒音はもちろんの事、落下物の可能性だってある。
松原仁衆議院議員が5月7日に国会に提出した「新飛行ルート間近に位置する
上皇陛下仙洞仮御所の諸対策に関する質問主意書」が5月23日に公開されている。
http://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a198160.htm

航空会社は「落下物がないように万全を尽くして参りたい」と答弁しているが、
落下物がお住まいを直撃する可能性をゼロにする事は不可能である事を
航空会社自体が認めている、という事がこの貴重なやりとりで証明されている。

国交省の発表によると機体から漏れ出た水が上空で冷やされてできる氷の塊や、
機体の部品などの落下物は『10万便に1回』という割合だとのこと。

 
一方、海外で統計のあるイギリスやカナダでは、年間30件以上も起きていて、
中には人に当たって、けがをしたというケースもあるという。

今回羽田新ルートを通過するのは主にデルタ航空やユナイテッド航空などの
国際便だとの事で、「整備を万全に」と細かい規定を作ったとしても
外国企業に国交省の目がどこまで行き届くかは未知数だ。

実はこの羽田新ルート横田空域の一部と重複しているそうで、
米国との調整がかなりもめていたそうだ。
昨年の秋頃 米国側が態度を硬化させ、新ルートは頓挫するかもしれないとのニュースもあった。二転三転の議論の末、羽田増便の枠を大幅に米国の航空会社にディールする形で
ようやく横田空域の一部管制権を得た可能性が高い。

だからこそなのか、国交省は地元住民の8割が反対しているこのルートを
なんとしても死守したい様が見える。
今夏、試運転もなしで突然本番で旅客機を飛ばそうとしているのも
騒音のレベルを運転前に知られたくない必死の策に思えてくる。 

国交省首都圏航空課は「地上にどんな施設があろうが、ルートの変更はできない」
と取材に答え、宮内庁幹部は「上皇ご夫妻にはお伝えし、ご理解頂いた。」と一言。

どうなんでしょう、
どんな事情があるにせよ、上皇陛下と上皇后陛下の身の安全をまずは
最優先するのがこの国に住む人間のつとめではないのだろうか、、

いったい何年、いや何万時間、我が国と我が国の民の幸せを祈り
御身を削りお働き下さったことか、そして今やっと幾ばくか肩の荷を下され、
その生涯の中で初めて迎える安息の時間を高輪邸でお迎えになるはずだったのに、、、

普通に考えてみて自分の両親ですら、リタイア後は安らげる場所で
過ごしてほしい思うのが人情でしょう。(比べるのは失礼かと思いますがお許しを、、)

 
それから、上皇陛下はこれからも国民のために祈りを続ける意思を
お示しになられているので、祈りを行う環境としても最悪の環境におかれる事になる。

せめて元赤坂御所に移られるまでの1年半だけでも
新ルートに待ったをかける事はできないのだろうか。

元々首都圏の国際線は羽田にあったが、1978年に成田ができ、
成田は国際線・羽田は国内線へと分業化された。

 
2000年代前半から議論されてきた羽田のハブ化構想に伴い、
国際線を任されていた成田から発着枠が十分でない羽田へ割と強引
国際便のシフトをすすめてきた。
 
その結果枠が減り多くの海外エアラインは事実上撤退したが
今度の東京五輪で急きょ増便が必要になる。
 
そしてその増便は当初アジアの航空会社の枠を増やすはずだったそうだが、
横田空域とのトレードで米国の会社が4社も参入し大幅に枠を増やした。
 
無理くり開設した新ルートは、都心上空で降下し、上皇陛下の御頭上を
通過するに至った。
 
あれだけ揉めに揉めた成田をあっさり見切るとは
航空行政は一体どうなっているのか。
 
他国の空港のハブ化を横目に慌てて対策を施しても
キャパの大きな違いは到底埋めようもないこと。
観光云々ならば、余裕のある関空、中部空港活用の道も大いにあろう。

日本はいったい何を大切にしたいのだろうか、
どういう国であろうとしているのだろうか。

 
日頃御皇室に対する敬意を表明している人達ですら、
この問題に沈黙しているのはなぜだろうか。

きちんとした青写真がないままでは、首都圏の都市計画も空港のあり方さえも
その場しのぎのものになってしまう。

そしてその場しのぎの行政のために
上皇陛下と上皇后両陛下の安全さえ軽んじても平気でいられる日本国民。

 
そんな日本国民にどんな未来が待っているのか、恐ろしくてならない。

国土交通省資料 : 羽田のこれから
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/new.html

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