「霧につつまれたハリネズミのつぶやき」第五十九話: From 平松禎史@アニメーター/演出家
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『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
2019/07/27
「霧につつまれたハリネズミのつぶやき」第五十九話:
『悪化という見知った道に安心し、
From 平松禎史@アニメーター/演出家
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デフレ不況は国民の自信を失わせました。
がんばっても報われない。所得が上がらない。
結婚できない。
京都アニメーション第1スタジオに大量のガソリンがまかれ放火。
やけどを負った人たちの再起もわからない凄惨な事件でした。
放火犯は、いわゆるロスジェネ世代だった。
ロスジェネ(
たとえば、
しかし、
どこかの時点で「どうせ状況が改善するなんてない」
それが、事件直前に隣人と起こしたトラブルで言ったこと「
第五十九話:『悪化という見知った道に安心し、
賃金統計、実質・名目の両方が悪化しています。
5ヶ月連続の悪化です。
実質賃金 5月確定値
・ 現金給与総額 -1.3%
名目賃金 5月確定値
・ 現金給与総額 -0.5%
https://www.nippon-num.com/
(
日銀短観、内閣府の景気ウォッチャー調査、
内閣府の景気動向指数、
繰り返し書いていますが「雇用の改善」
アルバイトの賃金が大きく下がっているのは、
外国人なら胸の痛みを感じずに賃金を下げられる、
景気悪化は非人道的な環境を作り出している。
21日の参院選で与党は過半数を維持しました。
自民党は議席を9つ減らしましたが、
立憲民主党が躍進しても、山本太郎氏が99万票を得たとしても、
晴れて、何も変わらない政治がまたつづきます。
すなわち、連続悪化がつづくのです。
選挙が終わったので、
なぜ、
それはそうだろう。だが、
ここ数年の世論調査や選挙結果を見るたびに、もはや国民は連続悪
「悪夢の民主党政権」
現実が悪夢であろうと、
長く奴隷状態にいた人が、
「どうせ良くならない」
20年のデフレ不況で悪化が当たり前になってしまい、
デフレの恐怖だ。
悪化している現実を突きつけ、実績のある改善方法を提示しても、
よく見知った「悪化への道」のほうが楽で安心できる。
これは無意識的空想ですよ。
《無意識的空想に埋没した人間に、
今のままが良いと思い込む。
《我々が、安心して、自信を持って現在に生きるには、
(高島俊男『本が好き、
過去は今より悪く、未来が今より悪いと考えるなら「今」
もし、よりどころである「今」
そう構えることで「今」
しんどくとも、嫌でも、不快でも、
「改善への道」があり、
国民経済は家計とは違います。
政府の赤字拡大は、国民の黒字拡大になります。
財源を税収に依存するのは間違いです。
消費税は減税・
所得拡大、社会保障充実、医療介護など労働環境改善、防災減災、
日本の財政赤字(=国民黒字)は少なすぎるのです。
これが、経済において過去に話を聞いてみた結果です。
ことばを正確に定義し直して、発想の転換をしましょう。
政治家にも自信を持ってもらいましょう。やればできる、と。
これ読んで「改善なんて…」と不安になりましたか?
悪化してても現状維持が楽だと思っていませんか?
改善を当たり前にしよう!
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