小室圭さんは眞子さまにふさわしいか NO.2

小室圭さんは眞子さまにふさわしいか NO.2

1年前のきょう、秋篠宮家の長女、眞子さまと小室圭さんの婚約延期が発表された。

発端は小室さんの母親をめぐる金銭トラブルだったが、小室さん側が突如公表した文書には「解決済み」と記され、再び物議を醸した。

お二人の幸せを心底願いたいが、どうもモヤモヤが止まらない。

皆さんはどう思いますか?

もし父親なら小室圭さんに娘を託せるか、ましてや皇女である

2019/02/06

新田均(皇學館大現代日本社会学部学部長)
 1月22日、秋篠宮家の長女眞子さまと婚約内定中の小室圭さんが、母親の金銭トラブルについて、自身の弁明書を公表した。その内容を要約すると以下のようになる。
①母親の婚約中に元婚約者から金銭的な支援を受けたのは事実である。
②この婚約は相手方の一方的な申し入れによって解消された。
③この時、受けた支援の清算を申し出たが、相手方からは「返してもらうつもりはない」とのことだったので、解決済みと理解していた。
④ところが、婚約解消から1年ほどして返済を求められた。そこで、専門家のアドバイスを受けて、返済しない旨を伝えた。
⑤その後、元婚約者からの連絡はなく、解決済みと理解していた。
⑥ところが、眞子さまとの婚約内定の発表後、支援した400万円を返してほしい旨の元婚約者のコメントが報道されることになった。
⑦今後は、元婚約者の理解を得ることができるように努めたい。
 これは、昨年11月22日の誕生日会見で述べられた、秋篠宮殿下の次のお言葉を受けてのものである。
 「今でもその2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います。
(中略)それから、これは、2人にも私は伝えましたが、やはり、今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。
そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」
 さて、この時点で、小室圭さんが本当に眞子内親王の婚約者としてふさわしいと思うかどうか、それについて書いてほしいというのが編集部からの依頼内容だった。
「ふさわしいとは思えない」というのが私の答えである。
その理由を二つの視点が述べてみたい。
一つは、同年代の娘を持つ父親の視点。もう一つは、皇族という特別な存在に対する一国民としての視点である。
高崎市金古町の「群馬温泉やすらぎの湯」では、利用者が眞子さまと小室さんのご婚約内定会見中継に見入っていた=2017年9月(久保まりな撮影)
高崎市金古町の「群馬温泉やすらぎの湯」では、利用者が眞子さまと小室さんのご婚約内定会見中継に見入っていた=2017年9月(久保まりな撮影)
 父親ならば、娘の気持ちを尊重したいのはやまやまだが、将来のことを考えれば、親族、友人、職場などで、できるだけトラブルを抱えていない相手を選んでほしいと思うだろう。
ただ、本人の人格や素行とは無関係にトラブルに巻き込まれることはある。
その際に見極めたいのは、それをどう受け止めるか、どう処理するかという課題解決能力である。
それこそが、長い将来にわたって安心して娘を任せられるかのどうかの判断の分かれ目になる。
しかし、今回の小室さんの対応からは、自らの立場や家族を守ることに必死で、眞子さまをお守りするために借金を背負ってでも問題を迅速に解決しようとする自己犠牲の精神、

 

自らが盾になって大切な婚約者を守ろうとする姿勢が感じられなかった。

 それに、マスコミに知られてしまったから、予定外のスピードで婚約内定を公表せざるを得なかったという事情を考慮すれば致し方なかったとも言えるが、結婚すれば専ら夫の収入に頼らざるを得ないとすれば、「夫の職業が安定するまで結婚は待て」と言うのが、父親一般の助言ではなかろうか。
 ところで、皇族の女性方は、一般女性と異なり、婚姻によって皇籍を離れた後でも、元皇族としての品位を保った生活が期待されることになる。
しかし、それにはご自身の努力はもちろんだが、結婚相手の協力や自制、努力も当然必要となる。
 小室さんの家と元婚約者との話し合いが今後どんな展開を見せるのかは分からない。
しかし、今のところ秋篠宮殿下が期待されているような「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」には程遠い。
また、臣籍に下ったとしても、現在の皇族の数からして、眞子さまには元皇族として、天皇および皇族方の公務を側面から支援する役割が期待される場面も予想される。
その度ごとに、嫁ぎ先のことが取り沙汰されるというのは決して望ましいことではないだろう。
 ちなみに、天皇陛下の譲位、新天皇の即位の後には「天皇の退位に関する皇室典範特例法」に衆参両院がつけた付帯決議にしたがって、「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」が検討される。
今回の眞子さまのご婚約をめぐる問題は、それについての重大な警告となっているように思う。
 言うまでもなく、「女性宮家」の創設を積極的に推し進めようとしている人々の狙いは、女性皇族に皇位継承権を与えるだけでなく、民間男性との結婚によって生まれた男系の血を引かない子孫にも皇位継承権を与えることにある。
 この主張は、女性宮家を認めさえすれば、宮家にふさわしい民間男性は簡単に見つかるという前提に立っている。
しかし、今回の件は、いろいろな意味で、皇室に入るにふさわしい男性を見つけることは、容易ではなく、選択を誤ると皇室の内部に大きな災いを招き入れることになりかねないということを教えてくれた。
秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまとの結婚延期発表から一夜明け、自宅マンションを出る小室圭さん=2018年2月7日、横浜市港北区
秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまとの結婚延期発表から一夜明け、自宅マンションを出る小室圭さん=2018年2月7日、横浜市港北区
 小室さんと眞子さまの出会いは平成25年で、翌年にはプロポーズに至っている。
そして、婚約内定発表が平成29年。
お二人の交際は約5年間に及んでいるが、この間、小室家をめぐる問題が大切な問題として両家や宮内庁内で取り上げられ、検討されることはなかったようだ。
ここに、皇族の自由意思による恋愛結婚の難しさが表れている。
関係諸機関も大きな教訓として謙虚に受け止めるべきではなかろうか。

 

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