主体性なき空虚な器 : From 三橋貴明

■□━━━━━━━━━━━━━━━━□■

『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2020年3月9日

 主体性なき空虚な器

 From 三橋貴明

■□━━━━━━━━━━━━━━━━□■

【今週のNewsピックアップ】

総理、ピコーンッとひらめきました!(前編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12579335972.html
総理、ピコーンッとひらめきました!(中編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12579572283.html

総理、ピコーンッとひらめきました!(後編)
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12579849327.html

今回のCOVID-19への対応により、
安倍総理には「主体性」が全くないことが
確実になりました。

デフレ脱却、国土強靭化、憲法改正、
拉致被害者救出、戦後レジームの脱却などなど。

全ては「政治権力の維持」に有益だから
「言っていた」「繰り返していた」
に過ぎません。

さらには、「疫病から国民を守る」という、
政府の基本的使命においても、
総理には主体性がないのです。

安倍総理大臣は、アメリカ
(※グローバリスト、レントシーカー含む)、
財務省、経済界(及びその向こう側の
中国共産党)という、

三大政治勢力からの
インプットを受け、主体性なしで
「政治的判断」を行う空虚な器なのです。

なぜ、三大政治勢力の言うがままになるのか
といえば、その方が長期政権になるためです。
(小泉政権が、なぜ長期政権になったのかを
考えればわかります)

【2020年3月時点の
安倍政権の意志決定の構造】
画像
http://mtdata.jp/data_68.html#ishi

興味深いことに、現在の日本の政治構造は、
国会議員や官僚が官邸・党中央の「統制下」に
ありながら、いわゆる「独裁」ではありません。

独裁者というならば、特定の政策目標があり、
その達成のために党や官僚組織を
「統制的に動かす」主体性がなければ
なりませんが、安倍総理には全くない。

あるのは、長期政権と東京五輪後の勇退。
それだけです。

2020年1月23日。武漢封鎖。

この時点で、さすがに呑気な日本人も、
支那大陸で「とんでもないこと」が
起きていることを認識します。その直後、

「春節に際して、そしてまた、
オリンピック・パラリンピック等の
機会を通じて、更に多くの中国の皆様が
訪日されることを楽しみにしています。

  その際、ぜひ東京以外の場所にも足を運び、
その土地ならではの日本らしさを感じて
頂ければ幸いです。」

という安倍総理大臣の祝辞が、
北京の日本大使館のHPに掲載されました。
(何と、1月30日までそのままでした)

茂木敏充外務大臣は、
2月3日の衆院予算委員会で
「祝辞は中国側からの依頼を受けて出した。」
と説明しています。

つまりは、あのタイミングでの祝辞掲載に、
総理の「主体的な意思」は入っていません。

2月25日、
IOCのディック・パウンド委員が、
AP通信のインタビューで、

「(五輪開催の)可否を判断することは
5月下旬まで引き延ばすことができる」

と発言。
すると、2月27日に突然、
「基本方針(25日リリース)」を覆す形で、
小中高全国一律休校要請が発表されました。

パウンド委員のインプットに対し、
「小中高全国一律休校」という
巨大国家プロジェクトがアウトプットされた
わけですね。

そして、3月6日、
「習近平国家主席の4月国賓来日」が
延期されるのと同時に、中国全土からの
外国人入国規制発表。

つまりは、安倍総理が中国からの
外国人入国を規制しなかった理由は、
「習近平来日」の実現を図る経済界
(及び媚中派議員)からのインプットに
過ぎないわけです。

特定勢力からのインプットがあったため、
国民を守るために中国全土からの外国人
入国制限をしなかった。これが、現実です。

もっとも、総理に「日本国内で
COVID-19を蔓延させてやろう」と
いった悪意があったとは思えません。
悪意も含めて、主体性がないのです。

別に
「総理大臣には主体性がなければならない!」
と言いたいわけではありません。

主体性をもって、国民を殺戮した政治家が
少なくなかったのは、歴史が教える通りです。

安倍総理は、国民の利益とは無関係な
勢力からのインプットしか受け付けない
「主体性がない空虚な器」だから
問題なのです。

この現実や上図の「構造」をふまえ、
いかなる政治が我が国の国民の益になるのか。
同時に、理想に一歩でも近づけるには、
どうしたらいいのか。

国民一人一人が考えなければなりません。

何しろ、
我々は「日本国」の主権者なのでございます。

◆週刊実話 連載
「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」
第360回 問題を認識しない政府
なお、週刊実話の連載は、以下で
(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/

コメントを残す

サブコンテンツ

FC2ブログランキング

政治・経済ー政治

ブログの殿堂

ブログランキング

i2iアクセス解析

i2iサイト内ランキング



合計累計カウンター


今日の合計


このページの先頭へ