『菅政権の雰囲気って、小泉政権とそっくりですよ』~某与党議員のつぶやき~ From 藤井聡

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『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
 2020年9月24日

 『菅政権の雰囲気って、
  小泉政権とそっくりですよ』
 ~某与党議員のつぶやき~

 From 藤井聡
  @京都大学大学院教授

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菅政権が動き始めました。

久々の新内閣誕生ということで、8年近くも続いた安倍政権に対する「うんざり」気分も手伝って、大変高い内閣支持率を誇っているようです。

ですが、一寸先は闇。

内閣誕生時点の支持率は歴代一位が小泉政権ですが、歴代二位がかの鳩山政権だったことを考えると、瞬く間に支持率が下がってしまうことも決してあり得ない話ではないわけです。

ただ、このまま高い支持率を誇る可能性も十分あることも忘れてはいけません。

そんな事を感じたことが有りました。

この新しい菅政権について、皆どう思ってるのだろうということを把握する主旨で、色んな立場の方に、「菅政権、どうですか?」と聞いているのですが、とても面白いつぶやきを耳にしました。

某与党議員が、次のようにぽつりと口にしたのを耳にしたのです。

『菅政権の雰囲気って、小泉政権とそっくりですよ』

これを聞いたときの当方の感触は「やっぱ、そうなんですね!?」というもの。

このつぶやきのポイントは、これを発言された議員が、決してアンチ新自由主義者的議員でも、ゴリゴリの反緊縮議員でもない、っていうところ。当該議員は、別に大きな特徴があるとも言えないかなり平均的な与党議員なわけです。

ということは、与党内でひしひしと感じる雰囲気はまさに、

「新自由主義」内閣
「ネオリベ」内閣
「竹中平蔵」的内閣

であって、さらに言うなら、

「構造改革・強行」内閣
「グローバリズム・強行」内閣
「弱肉強食・加速」内閣
「格差拡大・加速」内閣
「弱者切り捨て」内閣

であった、あの、小泉内閣と同じだということです!

いやぁ、これは恐ろしい事になりそうです……

実際もう既に、中小企業の定義を見直して、中小企業だから優遇する、という対象の企業を激減させようともくろんでいるという報道がだされています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092100428&g=eco

しかも、最低賃金を引き上げて、それに付いて来れない企業は勝手に潰れろという様な話になっているようです。

まさに「構造改革・強行」「弱肉強食・加速」「格差拡大・加速」「弱者切り捨て」方針を臆面も無く打ち出しているわけです。

そもそも、菅総理が総裁選の時に「自助・共助・公助」という理念を打ち出したのは超異例。

おおよそ総理大臣とは「公助」の責任者なわけで、その責任者が、いきなり、自助や共助を主張するというのは、「政府主導で、自己責任論を振り回す」態度そのものなわけで、これぞ典型的な新自由主義」的、「ネオリベ」的で、「竹中平蔵」的思想であると言わざるを得ません。

政府がこんなんだから全国の一般企業は皆、自己防衛のために自助共助に走らざるを得なくなるわけですが、そんな企業に「ばらまく」のは、財政出動という「公助」でなく、単なる「民需」。

しかも、日本人の民需ではなくて、外国人の「外需」。

なんとこのコロナ拡大の原因そのものだったインバウンドを、2030年までに6000万人にまで拡大するぞと息巻いているのです。
https://www.excite.co.jp/news/article/Hounichi_sugainbound/

まさに、まさに「グローバリズム・強行」内閣ですね。

・・・とまぁ、レッテルばかり貼ってるのも疲れるものですが、こういうレッテルがこうも綺麗にズバズバ貼れてしまうっていうのが、先に紹介した、

『菅政権の雰囲気って、小泉政権とそっくりですよ』

という、平均的な某与党議員のつぶやきに繋がっているわけです。

そもそも「政治家菅義偉」に対する、古株の記者連中の評価は、

「理念無き実力者」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61996
というもの。

これはホントに多くの記者連中から耳にします。

で、そんな理念無き人物が一国のリーダーになってしまったのですから、何らかの理念らしきものに頼らざるを得なくなってしまいます。

そうなると、そういう理念のない人物が頼れるのは「ジャンク」で「陳腐」で「ありきたり」のイデオロギーしかなくなるのです。

で、そうなると、官邸周辺には、「新自由主義」的で「ネオリベ」的で「竹中平蔵」的な人がたむろしており、彼等が一様におしなべて

「構造改革・強行」「グローバリズム・強行」「弱肉強食・加速」「格差拡大・加速」「弱者切り捨て」的な対策をやれやれというものだから、政治手腕のある菅さんは、それをやっちゃうことになるわけです。

これは相当にヤバイことになりそうなわけですが・・・さらに恐ろしい事に、国民は皆、一様に菅さん歓迎ムードに包まれている、という次第です。

ってことで、東北からでてきた苦労人、っていうカバーストーリーごときに欺されないで、単なる小泉政権の焼き直しだ、くらいの感覚で、菅政権を眺める態度を、一日も早く多くの国民に身に付けていただきたいと思います。

何卒・・・よろしくお願いします・・・。

追申1:
・・・というように恐ろしい菅政権なのに、菅さん歓迎ムードが漂っている原因を考察してみました。メディアに欺されないためにも是非、ご一読下さい。

『ちょっとびっくりしましたが、今日本には「菅総理を批難するのはやめましょう」空気があるようです。』
https://foomii.com/00178/2020092001003271045

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